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ワールドトレードセンターはなぜ崩壊したか [インターネット情報]

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  *インターネットに掲載されているジャッキー・クレイブンさんの解説文に拠る。

  2001年9月11日、ニューヨークのマンハッタンにあったワ-ルドセンターの2棟は、航空機の直撃を受けたのち崩壊した。なぜ、建物はいとも簡単に崩れ去ってしまったのだろうか。

1 航空機衝突の衝撃
(1)2機合わせて3万8千リットルのジェット燃料が巨大な火の玉となって建物を襲った。しかし、これらの衝撃が直ちに建物を崩壊させたわけではない。

(2)110階建ての建物はそれぞれ、その中心部分に244本の柱を持ち、それらの一部が損傷しても、残った柱が建物を支えるようになっていた。中心部分と窓部分との間は、柱のない事務室スペースで、ワンフロアは約3,700平方メートルの広さであった。

wtc floor plan.jpg

(3)航空機衝突の衝撃は・・
   ① 鉄骨を高温から守る保護材をはぎ取った。
   ② 建物のスプリンクラーシステムを無効にした。
   ③ 建物の重量を、損傷せずに残った柱に担わせた。

(4)ジェット燃料は420~810℃で燃える。この温度は鉄を溶かすには十分ではない。しかし、鉄の強度を弱める。鉄は650℃で半分の強度になる。

(5)衝突した階では、柱が内側に曲がり、また床が崩壊を始めた。一つの階の崩壊が、下の階への重量を増加させ、崩壊を連続させることになった。地上付近では、建物の崩壊速度は時速800キロメートルに達していたとみられる。

2 建物は安全であったか
(1)ワールドトレードセンターは1966年から1973年にかけて建てられた。

(2)建設の際に、建物のオーナーとなる港湾局はニューヨークの建築基準に関していくつかの適用除外を受けている。その一つが、高さを増やすために必要だった軽量鉄骨の使用である。これが被害を大きくしたといわれている。もし、ニューヨークの建築基準が要求していた耐火性のものを使用していたら、被害者の数は少なくなっていたであろうとみられている。

(3)ただ、北棟は90分間、南棟は60分間、持ちこたえたとも言える。その間に多くの人が避難することができた。

3 その他
(1)航空機が液体ジェット燃料ではなく、固体燃料を使用していたら、このようなことにはならなかったであろう。

(2)ワールドトレードセンターは、火薬により意図的に破壊されたという謀略説を唱える人もいる。しかし、調査結果では、やはり炎上の影響で、連続的な崩壊が起こったといえる。

(3)設計者は常により安全な建物を作ろうとする。しかし、開発業者は起こりもしなさそうなことのために余計なお金を払いたがらない。しかし、9月11日の教訓により現在では、高層オフィスビルディングは、建築基準に従い、耐火性の非常用通路や、その他たくさんの安全機能を備えることを要求されている。
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