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スポーツ・イラストレイテッド誌の記事「大谷翔平」 [スポーツ]

大谷翔平.jpg
  アメリカスポーツ週刊誌「スポーツ・イラストレイテッド」は最新号で、日本ハムの大谷翔平選手を採り上げている。
  同誌は定期購読が3百万部という、大変人気のある雑誌

1 ベイブ・ルース以来となる両刀使い
(1)大谷が来年、メジャーリーガーになれば、ベイブ・ルース以来の両刀使いとなる。ベイブ・ルースは、投手として通算94勝、生涯打率3割4分2厘、本塁打数714本の記録を持つ大選手。

(2)投手としての大谷を見ると、昨年の1イニング当たりの三振奪取数は1.22個。これはメジャーのホセ・フェルナンデスの1.39個、マックス・シャーザーの1.25個、ジャスティン・バーランダーの1.12個といった一流投手の成績に肩を並べるもの。

(3)打者としての大谷を見ると、昨年の1打席当たりの本塁打数は0.068であり、デイビッド・オルティーズの0.071に次いで高い比率で、本塁打を打った。 
  (オルティーズの生涯通算本塁打数は541本)

2 日本での大谷選手
(1)時速164キロの速球が中心であるが、フォークボール、スライダー、チェンジアップ、カーブも投げる。

(2)大谷の2億7千万円という年俸は、メジャー選手に比べ見劣りするが、広告関係の収入がそれを補っている。

(3)大谷が球団に与える恩恵は、彼の年俸を上回る。球団は53,800席ある札幌ドームを時に満員にする。

(4)彼は気軽にほかの選手とおしゃべりする。彼は外人に附いて英会話の勉強をしている。彼は酒を飲まないので、選手同士の飲み会には参加しない。

(5)球団関係者に言わせると、大谷は殆どお金を使っていない、球団の冴えない寮に泊まり、彼の収入のなかから両親が彼に送金している月1000ドル(11万円)のお金で生活している。彼は球場へは球団が手配するタクシーで行く。

3 メジャーリーグへの移籍
(1)日本でプレーするのは今年が最後の年になるであろう。

(2)大谷が日本ハムファイターズに入る時に、もし大谷がメジャーへの挑戦を希望した場合は、球団はそれを妨害するようなことをしない、という約束をしたようだ。

(3)あるアメリカの野球評論家は、打者としてよりも投手としての可能性の方が大きく、メッツのエースであるノア・シンダーガード(昨年14勝9敗、自責点2.60)に匹敵するとしている。

(4)大谷は、現時点ではどの球団にということは考えていない、と言っている。アメリカンリーグではピッチャーは打席に立たないので、DHで打者として試合に出ることができる。大谷に向いているともいえる。松井秀喜が大活躍したヤンキースは候補チームの一つである。イチローをとても暖かく迎えたマリナーズも考えられる。

4 メジャーリーグ移籍時の契約金額が制限された
(1)昨シーズン後に、25歳以下の海外選手のメジャーリーグ球団への入団については、アマチュア選手の扱いと同じとすると決められた。このため、大谷の場合も入団時の契約金上限は球団により違うが、475万ドル(5億2千万円)から1,000万ドル(11億円)程度にしかならない。更に悪いことには、フリーエージェントの資格を得る期間が6年となる。こうしたことから、昨シーズン限りでメジャーに移籍していた場合に比べると、今回のルール変更は彼にとり1億ドル(110億円)以上のマイナスとなるであろう。

(2)しかし、大谷は、私が現在求めているのは野球をするのに必要なお金を得て、野球を楽しむことだけ、と言っており、問題にしていない。

5 大谷の可能性
(1)これまでに、野茂英雄を筆頭に、100人以上の日本人選手がメジャーリーグに挑戦し、結果は様々であった。イチローのように殿堂入りが有力視される選手や、松井のようにワールドシリーズでMVPになるほどの選手もいた一方、ヤンキースにいた井川のように5年契約で2千万ドル(22億円)の契約であったが2勝しか挙げられなかった選手もいる。

(2)しかし、大谷はメジャーリーグで国際的なスターとしてセンセーションを巻き起こすかもしれない。

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